2013年2月6日水曜日

執行委:会計辞任や学校側との対立問題


高校(1 年生)時代の交換日記から

Sam: 1951 年 7 月 7 日(土)晴れ

 七夕の日だね。登校する道々、一刻として笹の葉にぶら下がっている色のついた紙を見ないわけにはいかなかった。やはり、機械で作ったものより、そうでないものの方に心が引かれる。

 ブランクの時間は、
 x = (1/2)[−1 + i√(23)] のとき、次式の値を求めよ。
 (x − 3)(x − 1)(x + 2)(x + 4) − 104
の問題を考えていたら、終わってしまった。解析の試験の後、夏休みの宿題として「番外」のプリントが配られた。

 弁当を持って行かなかったのに、執行委員会がある。出席人員十名。最低人員で流会を免れる。まず、生徒会長の今学期の反省があって後、会計の辞任問題。「とかく執行部というものは議会に比べて地味であり、小言ばかり頂戴するところである。私は先の生徒会予算案作成に関して最大の努力を尽くしたつもりであるが、野球部が三万円も削られるというふがいなさを演じ、責任を感じている。せめて十月頃まで務めようと思ったが(執行委員の任期は一ヵ年)、大学受験の悲願をたてたことでもあり、現在の私としては、受験勉強と生徒会の仕事を両立させることが出来ない。夏休みは最も勉強に身を入れなければならない時期で、この時に遅れると、もう取り返しがつかない。そこで、私はこのポストを他の人にゆずりたい。でも、生徒会のための力添えはしたいと思う。」会計はあらましこのようなことを述べて、一二の質疑応答があり、採決。満場一致で辞任を認めた。
 引き続き「水泳部に関する生徒会と学校側の対立問題」の議題に入る。関係者から、次のような説明がある。水泳部ではモーターポンプが破損していたので、これを修理したが、予算に見積もった以上の莫大な金がかかった。それで、プールは体操の時間にも使用するものであり、学校の所有物でもあるからと、学校側にも費用の一部を負担するよう申し出たが、「プールの管理は水泳部に一任してある」などといって、一文も出してくれない。そのくせ、プールの水が汚れていると、衛生上悪いから取りかえろとか、水を抜いておくと、防火上早く水を満たせとか、とてもやかましい、…など。これらの事実は、われわれを完全に憤らせ、さっそく委員を任命して、学校側に抗議することに一決。
 書記から、新しく生徒会の謄写用具を購入して欲しいという意見が出され、これは財政委員会で協議することになった。その他二三の意見が出て、閉会。午後二時、ペコペコの腹をかかえて家に帰る。

 さーて、困ったな。時間を逆戻りさせなければならないのだが、記憶力は確かでないからなあ。まあいいや。思い出したのから。
(注 1)
引用時の注
  1. 7 月 4、5 日の日記が抜けていたので、このあと、律儀にこれらの日々の分を思い出して書いている。

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