2013年6月29日土曜日

放課後のソフトボール/土曜午後もタイプ練習


高校(1 年生)時代の交換日記から

Ted: 1951 年 10 月 19 日(金)晴れ

 スポーツの秋!! 図画の時間に講堂の横で写生をしていると、隣の盲ろう学校運動会の音楽と実況放送(盲生徒たちのために、これを場内へ聞かせながら進行するのである)が聞こえて来た。
 放課後、定例生徒議会が行なわれたが、予定した編集室の第二回大掃除は行なわなかった。代りに新聞クラブのボールで、他にも少しの人数を加え、一年生対二年生のソフトボール試合をした。接戦をしていたのだが、九回表にわれわれの守備陣は大いに荒れて、一挙三点を与え、七対三で、ぼくが敗戦投手となった。太陽に向かってバットを振らなければならなかった一回戦に続いて、太陽を背にして打つ二回戦は、一、二年生混合で行ない、Issay、Popeye、Charco らも加わった。Twelve は小さい身体で、よく打ちよく捕った(注 1)。カロチンやキサントフィール の多くなった木々の葉のヨードチンキ色が陰って来て、それが藍色反応を呈したような空気になるまで続いた。
引用時の注
  1. のちに聞いたところによると、Twelve は小学生時代、選手ではないが野球部に所属していたそうだ。Issay と Popeye は野球部の選手、そして、Popeye も Charco も小学生時代に県大会で優勝したチームの投手と三塁手だったという、バットとボールにかけてはそうそうたるメンバーを加えてのソフトボール遊びだった。二回戦で打者と太陽の相対位置が一回戦とは逆になったのは、野球部が練習を終えたので、運動場の野球用スペースへ場所を移したのだろうか。記憶では、野球用スペースの方が夕日に向かって打つことになりそうな気がするが…。

Sam: 1951 年 10 月 20 日(土)晴れ

 土曜日だが、弁当を持って行った。清掃に当たっていたので、一時になってやっと食べることが出来た。直ぐ帰るのはつまらないから、タイプの練習をしようと残る。ときどき、小脳の判断が誤って、ミスをする。平均して、一行に一つぐらいある。

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