2013年6月17日月曜日

今度は教えて貰う羽目に


高校(1 年生)時代の交換日記から

Ted: 1951 年 10 月 9 日(火)晴れ

 今度は教えて貰う羽目になった。不等式の「復習と研究のための問題」が終り、プリントが渡された。Jap に絶対値記号の入った不等式に当てはまる x の範囲を求める問題を説明してくれといわれて、答だけは分ったが具体的に説明出来なかった。それで、彼は Vicky に尋ねた。ぼくも彼女の説明を聞いた。「いま、先生に聞いたがや」といってしてくれた説明は系統だっていたが、少し考えれば分ることだったと後悔した(注 1)。その後悔を取り戻すために、Jap がまだ三題目ぐらいをやっているときに、九題ともしてしまって、彼を驚かせた。驚いた彼が、「|x| が大きいというときは、(範囲が)二つになるがやぞ」と初歩的な忠告をする。「でなければ、わざわざ絶対値記号をつけん」と答えたら、鐘が鳴った。解析の時間は短く感じた。
 YMG 先生はまだ出て来られない。補欠の先生も来られないので、解析を出してする。少し遅れて着実にぼくのあとをついて来る Twelve が何度も聞きに来る。テスト 2 の (3) を考え違いばかりして、貰ったばかりのプリントの裏を汚して、やっとプリントの表を向け、前の時間の続きにかかると時間が終わった(注 2)
 H 時は二学期最初のスポーツ。その時間の始まる前にグラウンドへ出て、ソフトボール用の最も広い場所を確保した。それでも、センターのすぐ後ろは他のホームのホームベースだし、ショートの横へは、さらに他のホームの一塁が入り込んでいた。走った後ろに砂が舞う。腕が太くなった感じに汗ばむ。三塁線とレフト前へヒットした。一本の凡打も左飛だった。(注 3)
引用時の注
  1. 不等式のことで Jap と一緒に Vicky の説明を聞いたのは一学期のことかと思っていたが、それは記憶違いだったようだ。
  2. 先に、解析の時間に配布されたプリントの問題を全部してしまったように書いてあることと矛盾しているが…。
  3. 私は体育が大の苦手だったが、ソフトボールは好きだった。

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