2013年2月27日水曜日

図形で感じを表現


高校(1 年生)時代の交換日記から

Sam: 1951 年 7 月 19 日(木)晴れ

 何にも書く材料がない。考えたこと、思ったことでも書こうと思うが、それも駄目。
 今夜、法船寺で無料の映画会がある。題名は「おれは用心棒」。題からのみ判定すれば、さほどでもなさそう。

Sam: 1951 年 7 月 20 日(金)曇り一時雨

 Jubei-san からの葉書について。
  • われわれは何かちょっぴりだけ、よいことをしたように思わせられる。
  • 彼は表紙に大きなミスのある名簿を紛失したのかな。それとも、それを見ることが邪魔だったか。そうでなかったら、われわれの試みを心[しん]から理解してくれたのだ。
  • おもてに日付を書く必要は、特殊の場合を除いて、まずないね。消印を見ればちゃんと分る。時によると日付を書いたために、ボロを出すこともある。
  • 「暑中御見舞」という字は、明らかに Ted と Jack の判定が正しい*。ただし、それに「同化する」ことさえ出来れば、それは喜ばしい。
  • 「あの日」、「あの日」、「あの日」、具体的でありながら、抽象的だ。
  • (家じゃないよ。)これが、この葉書を見ての感じ**

 この上に要求されるものは、より以上の正確さと、さらにスピードだ。実用できる技術にしなければならない。帰りに定時制で補修を受けている YM 君に会い、校門の前で立ち話をする。やはり、映画の批評なども、自分一人で思ったことを記すのもよいが、他の人びとと意見を交換し合っていった方がよい。帰宅すると、大急ぎで夕飯をすませて Ted のところへかけつけたのだが、ちゃべちゃべとぼくのことを思ってくれたために、どちらも損(とまでいい切れないが)をしてしまった。(つづく)
Ted による欄外注記
 * これについて何も判定を下していない。[引用時の注:Sam は私の日記にあった、S さんから Jack 宛の葉書についての私の言葉を、Jubei-san からの葉書についてのものと思ったのだ。]
 ** :Sam からぼくが受ける感じ

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