2013年4月1日月曜日

Sound と第二回会談


高校(1 年生)時代の交換日記から

Ted: 1951 年 8 月 12 日(日)晴れ(つづき)

 めっぽう暑い。Jack、変ったことなし。首を傾けた(そうして重心をとるんじゃないかとは、Jack の言葉)Sam 三塁手。Funny の真似をして、「ガンバレー」といってやろう。

 どこまでも、どこまでも。
 こんなことでは小さい。

 Sound を呼び出して、第二回会談。しかし、何についてするかは、会談の真っ最中でも不定である。ただし、ぼくの発意で、一つの訪問を取り決めた。Sound は一つうなずいて承諾した。ぼくが中学入学以来一度も行っていない訪問先だ(Sound は Yocchi と一度だけ行ったそうだ)。
 Sound は昨日石引町小学校の校庭で見てきた無料映画について話した。『空から飛び出せ』
(注 1)という題で、保守的と進歩的、というよりも原始的と文化的である二家族を取り上げたものだそうだ。今晩、それが近くの善隣館で上映されるというので、いろいろな人たちが涼しさにありついた満足げな顔で、われわれの前を通って行く。そうしているうちに始まったらしく、音楽が聞こえ出す。Sound は見に行こうかといったが、昨夜終了したのは十二時だったというから、行かないことにした。明日の訪問を再確認して、いまから机に向って何か出来そうな気持で家へ入ったが、駄目だ! 耳にまといつく映画の音楽やセリフも暑い気持で、うちわを使うばかりだった。
引用時の注
  1. 島耕二監督による 1950 年の日本映画。詳細はこちら参照。

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