2013年3月21日木曜日

中学生に宿題を教える


高校(1 年生)時代の交換日記から

Sam: 1951 年 7 月 31 日(火)晴れ

 Ted のところへ Tom が訪れたのと同じ目的で、ぼくのところへやってきた者がいる。彼はプールと庭球コートが並んでいる学校
(注 1)の卓球部に属している。宿題は昨年より多くて、質的には難しいと思った。社会科は、昨年われわれがやったアチーブメント・テストがそっくり出ている。それをあちらこちらひっくり返しながら一つ残らず完璧にした。ただ、残念なことに、余力問題のところにのっていた「現在各国の政治首脳代表人物を次の例にならって…」というところだけ、Ted の勧告を実行していないので、出来なかった。
 英語はどんなに難しいだろうかと楽しみ(でもないが)にしていたが、案外出来そうである。ちょうど、ぼくが A Shorter Course of English の教科書でやっているのと同じようなことばかりだったので、比較的骨を折らなくてもよい。Simple Futurity も Volitional Futurity も Voice も Infinitive も七月に習ったばかりだ。And とor の使い方は田中先生に習っていたし、直接話法、間接話法は[例]によってそのだいたいを知ることが出来た。
 国語は、教科書を見ないと分らないのが多い。数学や理科は問題を見ただけでうんざりしてしまうかと思ったが、大したことはない。社会ばかりでなく、昨年のアチーブメント・テストが役立ったのはうれしかった。先生の方でも、この方が問題を作るための労力が少なくて済むし、前年と比較することが出来るからよいのだろう。
引用時の注
  1. われわれの出身中学校のことを書くとき、いろいろな形容の言葉で表す方法を使い合った。あまりにも冗長な表現や特殊な記憶に結びついている場合(これまでに引用した日記中には、そういう表現が多かった)は、引用に当たって「紫中」と書き換えている。

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