2013年8月4日日曜日

やっとのことで…/白墨の踏まれし床や…


高校(1 年生)時代の交換日記から

Sam: 1951 年 11 月 15 日(木)

 昨日のは絶対値を考えていないんだなということに、やっと気づいた。先に習ってしまった KD 君にどうするのか聞いておいて、ぼくは別に考えてみた。


上がぼく、下が KD 君の描いたもの。 どちらが正しいのか判断に迷ってしまって、有望だと思われる上級生二人に当たってみたが、確答は望めない。やっとのことで、正しい方と、その理由を掴んだ! ぼくの考えはまだ不十分だった。
(注 1)

引用時の注
  1. Sam がここで考えている問題は、連立不等式 |y| < x + 1、|y| > x − 1 と推定出来る(図には目盛りがないが、4 本の直線による x、y 軸の切片がどちらも −1 と1 であると仮定した)。Sam は、絶対値記号をはずすことを考えたときの条件を忘れた形で範囲を求めたのである。独立変数と従属変数の役割を逆にして、|X| < Y1、|X| < Y2 という連立不等式を考えると、KD 君の答の正しいことが見やすい。私が当時この問題について何もコメントしていないようなのは、問題自体を書いてないので無視したか、他のことに忙しくて考える暇がなかったということであろう。


Ted: 1951 年 11 月 15 日(木)曇り

 アセンブリーは音楽会。といっても出演者は、北陸高校の先生とかいうのと本校の卒業生である何とか君との姉弟である。どちらも眼鏡をかけていて、独唱と独奏を行なった。聞いている間に、「白墨の踏まれし床や月の曲」などという句が浮かんだ。
 国語甲は、先生が映画『源氏物語』の解説と批評をされる。
 放課後、二時間ほど校内をぶらついて遊んで来る。

0 件のコメント: