2013年8月19日月曜日

解析の予習が進む


高校(1 年生)時代の交換日記から

Ted: 1951 年 11 月 27 日(火)雨

 YMG 先生が休まれた(誰かの説によると風の当たる面積に比例して早く風邪を引かれたそうだ)二限には、解析の教科書とノートを出して、「二次関数の最大・最小」の前までを全部やってしまった。三限の Peanut 先生もお休み(ご母堂が亡くなられたとか)で、代りの先生が、出席簿に未届けの欠席を多く発見したことから、単位未修了ということや、英語の勉強方法などを話され、時間の 4/5 がむしばまれた。
 H 時はレコード鑑賞の予定だったが、ざわめいていたわれわれを席につかせた Atcher は、何とかの理由で蓄音機が借りられないといって、この時間と、今学期の残り三回の H 時の予定を議論することにした。Crow 先生はまだ現れない。誰も発言しなかったが、「四日 自習時間、十一日 スポーツ、十八日 二学期の反省」と決定した(ことになった)。次の瞬間、われわれは、きょうの H 時を費やすべく体育館へ流れ出た。そこで、しばらくぽかんと立っていると、同じくスポーツをすることになったらしい十一ホームの Tacker が近づいて来た。彼は、SMM 君と H 時の是非をめぐる小規模な討論をして、「ホームは連絡機関に過ぎんと思う」と極言した。SMM 君は明日の SH 時にでもきょうの決定を撤回させようかというので、大いに賛意を表明した。[つづく]

0 件のコメント:

コメントを投稿