2013年7月11日木曜日

今後も絶えず努力して…/直径 2.135 メートルの円内から…


高校(1 年生)時代の交換日記から

Sam: 1951 年 10 月 30 日(火)

 教育委員会とかの方が来られるというので、昼食時間に掃除をしなければならない。午後から来られるのだそうだが、六限は C 時なので、三、四限と五、六限が入れ替えになった。そのため、ぼくの英語のテストは六限になったので、なお多くの時間、頭の中へいろいろなものをつめこまなければならないことになる。
 「タイプライター部員募集」というプロパガンダがたちまち反響を呼んで、十人近くの新部員が出来た。一年生も沢山いる。
 やっぱりよかった。自分で自分をほめるのはおかしいけれど、少なくとも、ぼくはこの点について炯眼を持っていたといってよいだろう。今後も絶えず努力して、常に優位を占めていなければならない。
(注 1)
引用時の注
  1. 「なければならない」が頻出しているが、実際の日記では、Sam も Ted も、ギリシャ文字の ω に似た速記用の記号でこの言葉を表していた。したがって、「〜する必要がある」ということを書くのに、「〜しω」で済ませるのは、しごく便利だったのである。

Sam: 1951 年 10 月 31 日(水)晴れ

 8.06 メートル。何の記録か分るかい。一学期より、 2 メートル強伸びた成績だ。直径 2.135 メートルの円内から 4 kg のものを、45° の角度で空中に押し出すのだ。
 仕方なく、商業の時間は欠課した。野球は見事に勝ったが、排球の方はあっさり負けた。
 野球の方では、隠し球で相手を刺したり(刺されたのは「話せる人」だった)、死球で一塁へ歩こうとして戻らされて、再びボックスに入ると、次の球がまた死球だったり、珍プレーや珍記録が生まれた。
 バレーの方は第二試合だったので遅くなったため、女子の選手の一人が帰ってしまい、「お客さん」を一人加えて試合をした。

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