2013年7月6日土曜日

校舎の窓からの光が…/旅行的遠足


高校(1 年生)時代の交換日記から

Sam: 1951 年 10 月 26 日(金)曇り

 どちらもあまりカジッていかなかったが、どうやらうまく切り抜けた。英語の方は、question を耳で聞いて、その答を答案用紙に書くのである。問題の一部を紹介すれば、"Why a thick fog dangerous?" "Which large city is noted for its thick fog?" などである。
 社会の方は、「統制経済の意義目的」だなんて、とてつもなく大きな問題で閉口した。資源の公平分配、国民の経済生活の擁護と福祉のため、などと書いておいた。
 この頃は毎日、学校を出るのが五時頃になる。それまで、タイプの練習をしているからだ。あまり遅くなったので、うっかり学校に弁当箱を忘れて来て、夜になってもう一度学校へ取りに行った。こんもりと暗いあたりの中に、校舎の窓からもれてくる電灯の光が、魔物の歯のように無気味だ。


Ted:

 旅行的遠足。人間。たわむれ。
(二十六日)

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