2013年7月29日月曜日

ドッジボール、"紅"、"紅"


高校(1 年生)時代の交換日記から

Sam: 1951 年 11 月 9 日(金)雨

 アセンブリーは、一、二年生にはなくなったので、タイプの練習を長時間することが出来た。二限の英語のとき、『アラビアンナイト』の一部を dictation させられた。「アラジンと魔法のランプ」とかいうところだ。マジシャンという名詞の綴りが分らないままに、mazishan などとめちゃくちゃを書いてしまった。そのほかにも聞き違いがあったりで、十指にあまるミスをしでかした。
 保健体育は検眼。視力左右 1.5。正常なもんだ。中央の最下段のところを指されたとき、どうしても縦の棒にしか見えなかったので、おかしいと思いつつ、「分りません」と答えたが、あとでそばへ見に行ったら、数字の 1 だった。
 長町小学校の講堂。Funny とぼくのほかは中学生ばかり。大人は二、三人いたっけ。バレーボールとドッジボール。ドッジボールでは範囲が近距離なので、恐さが多分に加わる。スピードのある球が飛び交う。いやいや、それからあとだ。"紅"、"紅"…。どう書いてよいか分らないけれども、一つの現象として書いておいてもよいと思う。
(注 1)
引用時の注
  1. ドッジボールを一緒にした中の女子中学生に惹かれでもしたということか。Sam は女の子のことを滅多に書かなかったと思っていたが…。いや、「それからあとだ」とあるところをみると、ドッジボールをした後で Funny とアルコール類でも飲んで、顔を赤くしたということか。そもそも、この日になぜ、小学校の講堂でスポーツをしたのかが不明でる。校下の行事としても、週日であるのが不思議だ。

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