2013年7月25日木曜日

発言内容が貧弱・偏頗


高校(1 年生)時代の交換日記から

Ted: 1951 年 11 月 8 日(木)雨(つづき)

 アセンブリーは公聴会。会場からの発言者は障害を持つ前公安委員長(Moga というあだ名らしい。本名 TKN)と、絵画クラブの、丸いおどけた顔の三年生だけだった。Moga は中央におかれたマイクの前に陣取って、何度も手を挙げ、厭世人のような調子で、意味のよく分らないことをモガモガと叫んだ。壇上で発言したのは、司会者(多分、新文化委員長)と、きょうは帽子を前後に振る代りに、「休め」の姿勢の左右の足を替える動作を忙しく繰り返した Elecky 会長と、旅行的遠足の問題のとき、駅との交渉の件で Moga に追求された前渉外委員長(あまり似ていないが、Moga の弟で二年生。講堂で兄弟喧嘩をしたわけだ)と、就職状況を述べた HSD 先生と、進学のことを述べた YMM 先生(だろうと思う)と、総務の先生として、下駄箱と更衣室の問題に答えた MRI 先生だけだった。
 SMM 君が「アセンブリー研究委員会調査」という用紙をぼくに記入するようにとくれた。「始まる前には期待していたのであるが、進行するにつれて興ざめした。発言内容が貧弱、偏頗だったことが、意義あるテーマを持つ今回の集会にもかかわらず、これを意義なからしめた。建設的な発言がない。上級生の態度は、冷静に問題を批判して聞くことの不可能な状態」などと、それぞれの質問に長い回答を記入する。

 Íma; Imáhitotsu; Kíkkyuku(結局)dóbutsu wa ... de dekíteiru; Tekítōni sū("sū" は息を吸う音); Arimúra, Íkeda, ... Míyakuchi, ...(出席の取り方); Kore-mimássima; Kóre wa tsúmari nánkashira ...; Kangáe-nakerebanarán mondái. ——ぼくが習っている全ての先生の特徴あるアクセントを、それぞれよく使われる言葉で示してみた(";" が一人の先生の区切り)。他に、補欠でよく来られる Teihen 先生は、... wáke de áru, 新聞クラブ顧問の IT 先生は、Sórya sódesu-tomo, mazú dái-ichi ni.
(注 1)
引用時の注
  1. 日本語は大体においてアクセントが不明瞭な原語であり、先生方の話し方のアクセントを正確に記録出来ているかどうかあやしい。しかし、少なくともヨウコ先生のものと思われる金沢弁「これ見まっしま(これを見なさいよ)」は、先生に限らず、「見」の次の「ま」にアクセントをおくので、正確といえよう。

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