2012年11月17日土曜日

部分と全体:図形クイズ


高校(1 年生)時代の交換日記から

Sam: 1951 年 6 月 28 日(木)小雨(つづき)

 図書館から借りた相良守次著の『記憶とは何か』という本、極めて興味がある。例えば、「方形、六角形、及び中央に出張りをもつ矩形の三種の図形と全く同一のものがそれぞれ三個ずつ左の四つの図形の中に隠れている[下図参照]。」


 一見したところでは、どれもありそうにないが、やがて、各種の図形を一個あるいは二個探し出すのは難しいことではないと気づく。しかし、三通り全部を探すのは容易でない。いわゆる探し絵とはこういう構造のもので、それは部分の図形が全体の図形の中に形態法則によって吸収解体され、部分の図形自身としては独立したまとまりをもたないような構図になっているのである。

 他にも興味ある実験や資料が盛られている。もう一つ Ted に考えて貰おう。「始終見かけている人の顔にヒゲはあったかなと首をかしげることがある」というような前置きをして。下に示した形の紙片は適当なところでハサミをいれて裁断すると、切られた両方をあわせて正方形をつくることができる。


 これは、完全に正方形ができたからといって満足してはならない。もとの形を再生することができるかどうかもやって見給え。キット難しいだろうよ。

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